北海道ツアーに役立つ観光エリアガイド！【街のオアシス／大通公園】の基本情報

【街のオアシス/大通り公園】

札幌駅の憩いの場として知られる大通公園は、札幌駅から８００ｍほど南にあります。街の中心を貫く巨大なグリーンベルト。都心とは思えないほど樹木が多く、噴水がとても涼しげで、良いお散歩コースです。またさっぽろ雪まつりなどの大きなイベントはここを中心に開催されます。

明治２（１８６９）年、新政府から札幌建府を命じられた開拓使判官・島義勇は、現在の北海道神宮の裏の小山に立ち、雪の原野を見渡して真東に当たる地点に１本の基線を引いたとされています。現在の大通り公園は、都市計画で設けられた防火帯がルーツのようです。

西３丁目と西７丁目の２か所に観光案内所があり、我々観光客にはとっても心強い見方ですね。夏期シーズンのみですが、西３丁目の「大通公園観光案内所」には観光ボランティアが常駐し、公園の花壇などをバックに写真を撮るのをお手伝いしてくださいます。西７丁目には「大通公園インフォメーションセンター＆オフィシャルショップ」が誕生。こちらは通年グッズなどが販売されています。

園内には、大通公園の緑の風景に溶け込んであちらこちらに立つ像や彫刻などがあります。それらの１つ１つが北海道の歴史に関わりの深い物語があります。少し気にしながら散策してみるのも、楽しみの１つになりそうです。

季節によって様々な顔を見せる都会のオアシス「大通公園」、是非訪れてみてくださいね。