我が国随一の本格ドーム型ローマ風呂

創業当時のスタイルが、時を超えてそのまま今に残されたモダンな大浴場。スケールの大きいドーム型の天井は開放感にあふれ、心からおくろぎいただけます。

露天風呂

夕方になると紅灯がともり、いっそう風情あるひとときがお楽しみいただけます。

滝の流れる庭園露天風呂

季節の移ろいを肌で感じられる、日本庭園風の露天風呂。野趣あふれる岩風呂と香高い檜風呂をご用意しました。心地よく流れる滝の音に耳を傾け、日本風情をゆっくりとお楽しみください。

※大浴場は１日１回、男性・女性を入れ替えておりますので、ぜひ夜も朝もご入浴ください。

食塩泉

この湯は皮膚に塩分が付着し、汗の蒸発を防ぐために保温効果が高く、「熱の湯」と呼ばれるほど湯冷めしないのが特徴です。

硫黄泉

卵が腐ったような、温泉地独特の匂いがするのが、この硫黄泉に含まれる硫化水素です。この湯は湧出時に透明でも日光や空気に触れると硫黄が皮膚に薄い膜をつくり、肌を紫外線から守ってくれる働きもあるとか。解毒作用があり慢性皮膚病や関節疾患にも有効ですが、強い刺激があるので、身体の調子に合わせてご入浴してください。

鉄泉

この湯の正式名称はアルミニウム硫酸温泉といって、酸性のお湯のひとつ。火山活動の盛んな地域に多く湧き、日本に多く、外国に少ない温泉です。皮膚粘膜を引き締める作用が強いのが特徴です。

檜風呂

心やすらぐ森林の香りの正体であるフィトンチッドと呼ばれる物質の力が優れているヒノキ。この檜風呂がもたらす効用は、まずはリフレッシュ作用。自律神経や血圧を安定させたり肝機能を改善させたりするともいわれています。

はじめは１日１回、ムリせず、急がず、マイペースで！

最初の日は１日１回。次に１日２回を数日続けて、それから１日３回〜４回へ。休暇がとれないからといって１日に何回も入浴すると湯あたりのもとに。特に高齢者や幼児は１日２回までに。１日１回の入浴なら午前中が効果的。入浴後、汗がダラダラ止まらなかったり、心臓の動悸が激しいようなら入りすぎの証拠です。

まずはかかり湯してから、ぬるめ、熱めと移るのがコツ！

浴槽によって温度差がありますが、ぬるめの湯から入って、それから湯温の高い湯に入るのが、体に負担をかけずに入浴を楽しめます。もちろん入浴前の掛かり湯を十分にして浴槽の温度に身体をならして入るのが基本です。

入浴もひとつのスポーツ！身体の調子をよく整えてから入浴を！

宿につくなり、すぐ入浴。そんな方が多いのですがまずはひと呼吸おいてからご入浴を。温泉浴はエネルギーを消耗するので疲労している身体には注意が必要。また食前食後の入浴も避けてください。もちろん飲酒後もある程度、酔いがさめてからお入りください。

湯船でのびのび、身体いっぱいでお湯と戯れよう！

浮力の働きで身体が動きやすくなっていますので思いきり手足を動かしましょう。水の粘調度、摩擦抵抗性などが加わって筋力を増強させます。温泉の水中運動がリハビリテーションによく利用されるほど運動機能の回復につながります。日頃の運動不足解消に一役買います。ただし入浴中、動悸がはげしくなったりしたら我慢せずに１０〜２０分の休憩を。

せっかくの温度効果を洗い流さず、ゆっくり休憩を！

入浴後、すぐに真水で身体を流しては、せっかくの温泉成分を洗い流すことになるので、軽く水分をぬぐう程度にしましょう。しかし高齢者や皮膚の弱い人は酸性泉や硫黄泉では湯かぶれの原因になるので、その場合は真水で流してください。また、入浴後は十分に休憩を。健康な人でも１０分の入浴で消耗したエネルギーを取り戻すためには2時間程度を用します。そのため入浴後、激しく身体を動かすと、かえって疲労がたまってしまいます。

基本的には、妊娠中であっても家庭と同様、温泉にご入浴いただけます。妊娠経過に異常がなく、出発前の診察で切迫流産や早産所見の見られない妊娠中期の妊婦さんであれば問題ありません。

ただし、以下の点にはご注意ください。

• 高温のお風呂やサウナは血圧を上昇させるため避けてください。
• 入浴時間は１０分くらいを限度とし、長時間の入浴は避けてください。
• 妊娠中は身体のバランスがとりにくいため、転倒には十分ご注意ください。

赤ちゃんの場合、およそ１歳頃からであれば温泉に入浴しても問題ありません。脱衣場にはベビーベッドをご用意しておりますので、お気軽にご利用いただけます。ただし、熱いお湯や長湯は禁物です。