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【日本最大のコイン】
【日本最大のコイン】
テレビのニュースでもご覧になられた方もいるかと思いますが、日本一大きなコインの大掃除がこのゴールデンウィーク期間中の昭和の日に行われました。 縦122メートル、横90メートル、周囲345メートルの楕円形をした巨大なコイン!そんな大きなお金、いったい誰が使うことが出来るのだろう?と、不思議に思われている方、今日取り上げるのは残念ながら本物ではなくて、砂の上に描かれた大きなお金の絵の話です。 愛媛県の県隣にある観音寺市の琴弾公園で昔より大切に保存されている銭形砂絵、時代劇「銭形平次」のタイトルバックに映し出されているあの砂に描かれた昔のお金と聞けば、あ~あれのことかと頷かれる御仁も多いのでは。謂れは「1633年(寛永10年)に、丸亀藩藩主の生駒高俊侯が領内を巡視することになった際、観音寺の土地の人々が歓迎の気持ちを現わすために急遽白砂に鍬を入れて一夜にして作りあげて藩主に捧げた」と伝えられています。その気持ちは今でも脈々と伝えられており、年に2回張春と秋に市民総出でお化粧直しが行われ、地元以外の人でも飛び入りで参加できるそうです。「銭形を見た人は健康で長生きし、しかもお金に不自由しなくなる」と言い伝えられており、次回は10月下旬に行われますので、ぜひ一度「化粧直し」に参加してみてはいかがでしょうか。 高松のツアーはこちら |