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【薩摩切子/鹿児島♪】
更新日時:2011年2月21日 08:27
【薩摩切子/鹿児島】

伝統的工芸品の「薩摩切子」。〝切子〟とはカットガラスの事です。「薩摩切子」は、ガラスに色ガラスを被せカットす る独特の技法を守っています。幕末に、医薬品の製造のために導入されたガラス器の製造をさらに発展させたのが、名君・島津斉彬でした。
1855 年、磯の集成館に工場を建設し、本格的なガラス製造が始まり、紅色や藍色、そして金を混ぜた鮮赤色のガラス〝切子〟として世に出ました。しかし1863年 の薩英戦争で集成館が焼失してしまいます。それ以後、薩摩切子は幻のガラスと言われていましたが、その価値を惜しむ人々の努力で1985年にゆかりの地・ 鹿児島市磯に復活します。伝統の技法に新しい研究が重ねられ、昔に劣らない作品が今も多く生み出されています。
ヨーロッパと中国の技法が取り入れ られ、オリジナルの〝ボカシ〟を持った作品は「薩摩ビードロ」として世界のガラス工芸史に輝いています。ボカシを持つことで、日本の侘び・寂びを感じさせ ます。当時の技術を活かしながら、新しい研究も進められ、色も紅や藍、金赤に加え緑、黄、紫、琉璃と7色もあります。形態は、和風の物・洋風の器物から影 響を受けたものに大別する事が出来ます。
端正で、手のひらにすっぽりと納まるような小ぶりなものが多い薩摩切子は、どことなく温かみがあります。 シャープな美しさを持つヨーロッパのガラスや、江戸切子とは、対照的な魅力を発見できます。
鹿児島を訪れた際には、是非お気に入りの1点を選んで みてはいかがでしょうか☆薩摩切子の独特な美しさに惹かれてしまいます。お土産に、素敵なご旅行のお土産になりますね♪

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