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【もう一つのてっぺん】
 
 
沖縄本島で一番標高が高いのは与那覇岳とご紹介しましたが、では地図上で一番高い（つまり最北端）はどこだかご存知ですか？
 
 
その答えは辺戸岬（へどみさき）です。
 
辺戸岬は沖縄県国頭郡国頭村に属し、太平洋や東シナ海の荒波がこの断崖に激しく打ちよせ、しぶきが崖の上まであがってきます。
奄美諸島との距離が約22kmで、天気が良いと与論島や沖永良部島が見えることもあります。
 
冬は北風が強く海が荒れた日が多いので、お天気の良い昼間、風のない日に行くとエメラルドグリーンのきれいな海がご覧いただけるはずです。
 
沖縄県がアメリカの統治下にあった頃は、本土復帰を願ってこの場所からのろしを上げたという歴史もあり、1972年の沖縄返還の際に建てられた祖国復帰闘争の碑があります。
また、レストランや土産物店、復帰記念資料館があり、写真や関連書物などが展示されています。
 
那覇空港から車で一般道利用で約3時間。海を眺めながらのロングドライブになります。
沖縄自動車道を利用すると許田ICから約1時間40分です。
 
 
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