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【沖縄の食べ物いろいろ】
更新日時:2009年1月 5日 16:55
【沖縄の食べ物いろいろ】
 
~豆腐編~
 
沖縄は豆腐の消費量が全国一といわれており、毎日の食卓に欠かせないものとなっています。
本土では見かけない種類の豆腐もありますので、いくつかご紹介したいと思います。
 
●島豆腐
 その特徴はなんと言ってもその硬さです。
 本土で言ういわゆる木綿豆腐なのですが、島豆腐はひと回り大きく、
 しかも手でちぎれるほど硬いので炒めてもくずれることがありません。
 お味はというと、なんと言っても味が濃いこと。
 それに薄い塩味がするので、醤油をつけずにそのまま食べても美味です。
 また、本土の豆腐とは製造方法が少し異なる為、タンパク質の含有量が本土の豆腐に比べて
 約1.3倍もあるといわれています。
 
●豆腐よう
 風格の漂う重厚なコクを持っている琉球王朝秘伝の珍味です。
 豆腐とは思えないチーズのような味わいが酒の肴に最適です。 
 「畠のチーズ」と呼ばれ、豆腐を米麹、紅麹、泡盛を使って発酵・熟成させたもので
 宮廷料理の逸品として今日に受け継がれています。
 また、豆腐ようはアジアの中で、日本を代表する栄養価の高い発酵食品でもあります。 
 
●ジーマーミ豆腐
 落花生(ジーマーミ)のしぼり汁をさつまいものでんぷんである「いもくず」を練って固めた豆腐です。
 ピーナツの独特な風味とでんぷん質のもちもちした食感で、見た目はパンナコッタと言ったところでしょうか。
 甘めの醤油ダレをかけていただきますが、生姜醤油をかけてお酒のおつまみに、
 黒蜜ときなこをかけておやつにと色々な楽しみ方があります。 
 
●ゆし豆腐
 ゆし豆腐とはにがりを入れて固まりはじめた、型に入れる前のふわふわした豆腐のことで、
 いわゆる「おぼろ豆腐」です。大豆の風味がひときわ美味。
 このゆし豆腐を木枠の注ぎ重石を重ねて水気を充分に切り押し固めたのが「島豆腐」となります。


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