【島野菜・ウィングドビーンズ】
【島野菜・ウィングドビーンズ】
昨日に引き続き、また島野菜のお話をします。
今日ご紹介するのは「ウィングドビーンズ」。
さて一体どんなものでしょう。
その名の通り、ウィング(羽)が付いたような豆、別名「シカクマメ」です。
漢字で書くと四角豆。
断面が四角形で、さやに四枚のひだがあることから四角豆と呼ばれるようになりました。
原産は熱帯アジアのパプアニューギニアや熱帯アフリカですが、沖縄では主に石垣島で古くから家庭菜園で栽培されているものです。
シカクマメはつる性なので、ネットや支柱を立てて栽培します。
豆科に属し、豆菜(とうさい)、羽豆(はねまめ)と呼ばれることもあります。
およそ10cm~13cm程度の長さで、花は同じマメ科のエンドウ豆やスイートピーと似ていて、淡い水色をしています。
他の豆類と同様、栄養価は高く、たんぱく質を多く含みます。
また、カロテンも多く含まれている為、その抗酸化性によってガンの予防に効果があるとされています。
ビタミンEやビタミンCなども抗酸化性を持つので、それらを多く含んだ食品と共に摂取するとカロテンが酸化されるのを防止し、体内で有効に活用されます。
さらにカロテンには、皮膚や粘膜を健康に保つ働きや薄暗い場所で視力を維持する働きもあると言われています。
カロテンは欠乏すると骨や歯の発育不良を引き起こしたり、成長停止や皮膚や粘膜の上皮が角化するといった症状が現れることもある、大切なものです。
沖縄の島野菜は苦みがあったり、かなり個性的なものが多いですが、シカクマメはやや苦味はあるものの、意外とあっさりしていてキヌサヤやサヤインゲンのような感じ。歯ごたえが楽しい野菜です。
さっと茹でてサラダにしたり、煮物や炒め物、揚げ物にしてもOKです。
ぜひお試し下さい!
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