【世界遺産に登録されたグスクです】
【世界遺産に登録されたグスクです】
座喜味(ざきみ)城跡は、15世紀の初期に築城家として名高い武将・護佐丸(ごさまる)によって築かれたと言われています。
読谷村のほぼ中央にあり、名護層を基盤とする標高120m余りの丘陵に作られていて、2つの郭からなる連郭式の小さな城です。
沖縄にはたくさんの城(グスク)がありますが、その多くは本島南部に集まっています。
しかしこれらのグスクは多くは物資の保管や集積所など用途不明なものがほとんどで、本格的なものは多くありません。
グスクとは外敵から集落を守る石垣という説や単に石垣を囲んだ場所、聖地だという様々な説があります。
座喜味城のようにやわらかい赤土の台地に建てられているグスクは珍しく、地盤強化の為に城壁を屏風状にしたり、幅を広げるなどの工夫がされています。
このグスクに作られたアーチ式石造門は見事で、沖縄最古のアーチ式石門といわれております。
アーチがかみ合う中央にはくさび石がはめられており、他のグスク等には類例が見られません。
城壁は高い所で約13m、低い所で約3mあり、残波岬や恩納村の海岸や晴れた日には遠く那覇市や慶良間諸島まで見ることが出来ます。
城壁は高い所で約13m、低い所で約3mあり、残波岬や恩納村の海岸や晴れた日には遠く那覇市や慶良間諸島まで見ることが出来ます。
座喜味城跡は1956年に琉球政府の重要文化財に指定され、日本復帰の1972年には国指定史跡となりました。
翌年1973年から12年間は県や文化庁の補助を受け、城跡の発掘調査や城壁の修理が進められました。
そして2000年12月には【琉球王国のグスク及び関連遺産群】の資産の一つとして世界遺産に登録されました。
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