【石垣に残る貴重な植物のひとつ】
【石垣に残る貴重な植物のひとつ】
ヤエヤマシタンはマメ科で、高さ25mにも達する落葉高木です。
中国南部、インドから東南アジアまで広く分布しています。かつては八重山諸島にもたくさん生育していましたが、生活に役立つ植物ということで、多く利用され、現在では数少なくなってしまっています。
石垣島の北部、平久保集落の北西には、高さ10mになる2本のヤエヤマシタンが生えています。ここは沖縄の数少ないヤエヤマシタンの自生地として貴重な場所となっており、またここにある木の周囲には幼木がたくさんあり、ヤエヤマシタンの母樹としても大変貴重なものです。
ヤエヤマシタンの心材は暗紫紅色で光沢があって美しく、赤木、黄木あるいは紅木と呼ばれ、紫檀の一種として家具や細工物、楽器などに利用されました。この心材を採るために大径木が盛んに伐採された為に今は数少なく貴重なものとなっています。
日本では石垣島の海岸から山地の林内に生育していますが、平久保に2本、川平に2本、川原に1本を残すのみとなっており、その内の川平の1本は枯死寸前であるようです。
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