【沖縄貝塚時代の遺跡】
【沖縄貝塚時代の遺跡】
読谷村渡具地の東シナ海に面した標高3~5mの海岸砂丘にある「木綿原遺跡」は、沖縄貝塚時代の前期から後期にまたがる複合遺跡です。昭和52年の発掘調査で沖縄で初めて、弥生文化と関連する箱式石棺墓が発見されたことで知られています。これにより、長い間不明であった沖縄原始社会の墓制について貴重な資料を提供することとなりました。
この調査の結果、7基の箱式石棺墓と17体の人骨が出土しました。石棺墓は、近くの海浜で採れるテーブルサンゴや石灰岩魂を素材とし長方形状に組んだ箱式石棺を下部構造には複数の遺骸が納められ、4基の石棺から13体の被葬者が確認されました。出土した箱式石棺のうちの第5号箱式石棺墓の被葬者には、水磨を受けたシャコガイが散りばめられ、青色の丸玉1個が副葬されていました。棺外副葬品の中には弥生式土器が含まれており、弥生文化との交渉があったことがうかがえます。この遺跡によって沖縄貝塚時代末期から後期前半における埋葬の実態が浮き彫りになったと言えます。
沖縄北ICから車で約30分、那覇から車で約50分、ここから海も眺められ、景色もなかなかのものです。木綿原遺跡は国指定の遺跡に登録されています。
【ホテル日航アリビラ】利用の羽田発のツアー一覧はコチラ
沖縄おすすめツアーRecommended tour
沖縄観光と言えばここ!Area Select
那覇・南部エリア
首里城や沖縄文化が色濃く残りつつ、国際通りやアウトレットなどショッピングも楽しいエリア。
北部エリア
フォトジェニックな古宇利大橋をはじめ、美ら海水族館や人気定番観光スポットがギュっと凝縮したエリア。
中部エリア
沖縄独特の文化とアメリカの文化が融合して生まれた“チャンプルー文化”が発展。
西海岸エリア
大型リゾートが集まり、安心して過ごせるプライベートビーチやアクティビティ、カフェやレストランが充実。
やんばるエリア
手付かずの山々、森林が多く残され、天然記念物級の動植物が集中するやんばるの森。
離島エリア
宮古島や石垣島など個性的で魅力あふれる沖縄の島々。ゆるやかな時間が流れる究極の沖縄のリゾート。