【ウニ＋チーズのような味わい】|名鉄観光旅行情報ブログ

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【ウニ＋チーズのような味わい】

沖縄には沖縄独得の食文化があります。

そのひとつ、珍味中の珍味と言われるのが『豆腐よう』です。

豆腐ようは、島豆腐を紅麹と泡盛などを用いた漬け汁に長期間漬け込み、発酵・熟成させた発酵食品で、琉球王朝の時代から宮廷の上流貴族の間で王府秘伝の高貴な味覚として特別に珍重されていました。ウニの風味とチーズのようなねっとりとした舌触りを合わせもった上品で濃厚な味はまさに珍味中の珍味です。

交易国家として栄えていた琉球王朝時代に明から伝えられた「腐乳」が元になったといわれています。

より熟成が進んだものほど、豆腐の味わいはしなくなります。泡盛と豆腐ようを一緒にいただくのが最高の組み合わせだと言われますが、焼酎やビール、ワインなどともよく合います。半年ぐらい発酵させる為、独得の味わいとなります。爪楊枝や箸で少量ずつそいで食べるのが良いとされます。

栄養価も高く、琉球王朝時代には高貴な人々の間で病後の滋養食としても重宝されていました。タンパク質が多く、胃壁の保護やコレステロール合成阻害にも効果があるため、健康食品としての注目されています。

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