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【万里の長城を彷彿させる沖縄最大級の城?】:沖縄旅行情報
【万里の長城を彷彿させる沖縄最大級の城】
今帰仁(なきじん)城は沖縄県北部、本部半島・今帰仁村にある城跡で
す。14世紀に琉球王国三山時代の三山の一つ・北山王の居城でした。1972年5月に国の史跡に指定されました。また、2000年11月には首里城跡など
とともに、琉球王国のグスク及び関連遺産郡としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
城の正殿【せいでん】は残存していませんが、標高100mほどにある
周囲は川や谷の急斜面となっており、防衛上極めて優れた地勢となっています。
見応えがあるのは何と言ってもその城郭です。外周は約 1,500m、高さ6~10mで自然の地形に沿って巡らされた様は「万里の長城」とよく似ています。御内原(うーちばる)と呼ばれ、城内でも崇高な場所と され、今帰仁城に使えた女官たちの生活の場と伝えられています。ここからは城郭の様子が一望できるだけでなく、眼下には東シナ海、天気が良ければ伊是名島 (いぜなじま)から与論島まで見渡すことが出来ます。 今帰仁城跡は那覇市から車で約1時間30分の距離にあります。
門から城の中心部へと向かう階段(戦後に造られたもの)の両脇にはカ
ンヒザクラの桜並木があり、毎年1月末~2月初めに開花します。本部町の八重岳などと並び、沖縄県の桜の名所として知られています。
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