- やんばる
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- 山の上にヤンバ
- 沖縄本島最北端の岬〝辺戸岬〟は、那覇から約120km。高速を利用して約3時間。晴れた日には水平線上に与論島が見えます。山の上に大きなヤンバルクイナがとまって休んでいるかのようですが、その正体は...。なんと展望台なんです。本物そっくりなヤンバルクイナのお腹の部分から、絶景の景色を楽しむことが出来ますので、是非1度訪れてみて下さいね☆
- とび出し注意
- 天然記念物の〝ヤンバルクイナ〟。翼が退化している為、飛ぶことができません。この「とび出し注意」の看板も〝ヤンバルクイナ〟が生息するやんばるならでは。この辺りを運転される際には、お気をつけてドライブなさってくださいね。絶滅危惧種の貴重なヤンバルクイナを守るには、皆さまのご協力も必要となります。
- ヤンバルクイナ
- ヤンバルクイナ展望台は、高さ11、5mと村の鳥とモチーフにした展望台です。ここからは、辺戸岬等の雄大な景勝地を望むことができます。ここからの風景はスケール満点です。近くに訪れた際には、是非この展望台から素敵な景色を眺めてみてくださいね。
- 太くて丈夫な足
- ヤンバルクイナは胸の筋肉より足の筋肉の方が発達しています。この丈夫な足で茂みの中を縦横無人に走ることができるのです。見た目もとても鋭い爪を持つヤンバルクイナは、ひっかけられるとスパッと手が切れる程。その鋭い爪を使い、素晴らしい脚力と共に翼でバランスを取ながら、高い樹に登り、ねぐらをとるようです。なので、ツルツルの木肌を持つ樹よりも、イタジイ(沖縄の樹)や、松の樹でねぐらをとることが多いようです。
- ヤンバルクイナ
- ヤンバルクイナ展望台は、辺戸岬入口近くの宇佐浜遺跡から海岸線を下った所にあります。とてもリアルなヤンバルクイナが展望台から与論島を眺めています。道が狭いので、運転にはご注意下さい。
- 飛べない鳥、ヤ
- クイナ科に属する天然記念物の〝ヤンバルクイナ〟。翼は退化しているため飛ぶことは出来ません。このヤンバルクイナは、世界中で沖縄県北部のやんばる(山原)地域だけに生息しています。1981年に山階鳥類研究所の研究員らによって学問の世界に未知の鳥であることが確認され、新種として発表されました。この20年ほどの間に、ヤンバルクイナの個体数は減少の一途をたどり、分布もどんどん狭まっており、日本の鳥の中でもっとも危機が迫っている種といえます。