抜海(ばっかい)のゴマフアザラシ
抜海(ばっかい)のゴマフアザラシ
北海道の北のさいはて、稚内の抜海村、抜海漁港には11月から4月にかけて越冬のためにアザラシがやってきます。多いときでは400頭ほどにもなるそうです。漁港にある消波ブロックに寝そべったり海の上をプカプカ顔をのぞかせたり、遠くで見る分にはとても愛らしい感じがします。きっと近くで見ると大きくて荒々しく感じるのではないかと思いますが・・・。
じつは、昨年11月上旬にこの抜海に行ったのですが、相当強い風というか吹雪でかなり厳しい環境でした。漁港のあたりにはプレハブの観測所があるので、そちらに立ち寄るのがベストでしょう。とあるホームページには、抜海は北海道有数の吹雪地帯で、悪天候時の単独行動は死の危険があるので要注意とまで書かれています。これからの時期なかなか北のさいはてまで行かれる方は少ないとは思いますが、行かれる場合は防寒など十分に準備をしてお出かけください。