【北海道の冬野菜/ユリネ♪】|北海道旅行なら名鉄観光!

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【北海道の冬野菜/ユリネ♪】
更新日時:2010年12月24日 12:09
【北海道の冬野菜/ユリネ】

北海道の野菜と言われ想像するのはホクホクの〝じゃがいも〟や〝とうもろこし〟などが頭に浮かぶ方が多いので はないでしょうか。
北海道の冬は長く、真っ白な世界の広がる美しい季節です。札幌近郊の畑も白くて厚い雪の天然布団に覆われます。そして春から秋 にかけて沢山の美味しい恵を私たちにもたらしてくれる北海道の畑は、冬の間に雪の下で土を休ませ、浄化させて次のシーズンに備えるという自然のサイクルが 出来上がっています。
本日は、冬に味わって頂きたい北海道の冬野菜「ユリネ」をご紹介させて頂きます。真っ白で少しゴツゴツとした印象の丸いユリ ネは、主にコオニユリという品種の根を食用として栽培しています。燐片が幾重にも重なり、まるで〝百の根を合わせるよう〟なことから〝百合根(ユリネ)〟 という名がついたようです。縁起ものとしてのお正月の食材としても知られています。このユリネは、北海道が全国の生産量が約99%を占める一大産地です。 新狩村などが産地として有名ですが、最近では札幌近郊でも生産が増えてきました。
とても手間のかかる根菜であるユリネは、最初の植え付け(子球) から販売出来るサイズまで成長させ、収穫できるまでに、足掛け3年もの歳月を要するようです。そして連作を嫌うユリネは、毎年秋に堀り上げて、春には別の 場所に植えつけるという手間が欠かせないようです。栽培中も目が離せないので、我が子のように愛情を注ぎながら育てるのです。花が咲けば、栄養を取られる のを防ぐために蕾のうちに全て摘まなければならないなど大変です。球根は傷がつくと商品価値が著しく低下するため、収穫や洗浄、根とり、箱詰めにいたるま でを機械は使用せずに、全て手作業で行われます。
ユリネの成分には、多くの妊婦さんが悩まされるという、むくみや貧血に良いとされる〝カリウム〟 や〝鉄分〟が含まれているようなので、普段からそのような症状に悩まれる方にもとても嬉しい効果ですよね。
多くの愛情をたっぷりと受け、大切に育 てられたユリネ。食べてみるとホクホクとしていて甘味があり、上品な味わいです。茶碗蒸しやユリネ饅頭などの和の食材として馴染み深いですが、最近ではグ ラタンやコロッケ、サラダなど普段使いのレシピも増えてきています。札幌へご旅行の際に、どこかでユリネを見かけたら、是非味わってみてくださいね♪

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