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【世界遺産 石見銀山で一攫千金の夢を】
更新日時:2009年3月11日 22:22
【世界遺産 石見銀山で一攫千金の夢を】

世界遺産厳島神社や原爆ドーム等を折に触れご紹介してまいりましたが、中国地方にはもう一つ世界遺産があります。
世界遺産厳島神社や原爆ドームのある広島県より中国山地を越えた向こう側、日本海に面した島根県のほぼ真ん中に位置する太田市大森を中心に「銀鉱山跡と鉱山町」「銀を運んだ街道(石見銀山街道)」「銀を運び出す港と港町」の広い範囲に広がる「石見銀山遺跡」がそれです。
 
大航海時代の16世紀に世界で流通した銀の約3分の1が日本の銀であり、そのほとんどが石見銀山で産出されたものであったそうです。驚いたことに、当時ヨーロッパで作成された世界地図では、日本の中でも「石見銀山」は非常に大きく扱われています。当時のヨーロッパ人にとってその存在がいかに大きいものであったかぬ如実に示してくれます。
 
この遺産の特徴は、自然を破壊せず、環境に配慮した「自然環境と共存した産業遺跡」であること、日本を代表する美しい山富士山が、登山客の残していったゴミがあまりにも多すぎる為何度も遺産登録の申請をするが、その為に選に漏れていることからも分かるように、世界遺産として評価された重要なポイントだったそうです。
 
もう今では、銀の採掘も行われておらず廃坑となっていますが、もしかするとまだ人知れず銀の鉱脈が眠っているかもしれません。
 
この不景気の世の中、一攫千銀を求めて島根へ行ってみてはいかがでしょうか。
なお、くれぐれも世界遺産指定地域で勝手に穴を掘ったりしないようにご注意下さい。