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【昨今、神楽ブームだそうで・・・】
更新日時:2009年12月29日 13:21
【昨今、神楽ブームだそうで・・・】

昨今、市井において密かに神楽ブームだとか・・・

スサノオの狼藉に怒りアマテラスがお隠れになった岩戸の前でアメノウズメが神懸りして舞ったという神話が神楽の起源といわれており、中国地方では大変盛んに行われています。

佐陀大社の御座替神事を源流し、取り替えた御座を清めるための採物舞と神話や神社縁起を劇化した神能などから成る佐陀神楽が、演劇性を高めつつ島根県西部や広島県北西部の人々に広まり、小さい子供達のにも人気のある娯楽芸能として発展してきたからです。豪華な衣装を身にまとった神や鬼神、鬼女たちの華麗な舞が県内全域で演じられており、特に広島県内の神楽は芸北神楽、安芸十二神祇、芸予諸島の神楽、比婆荒神神楽、備北神楽の五つに分類されます。

毎年11月の下旬に安芸高田市の神楽門前湯治村内「神楽ドーム」では、近隣の神楽大会を勝ち抜いた神楽団が一堂に会して技を競い合う、いわば神楽界の甲子園ともいうべきイベント「ひろしま神楽グランプリ」が行われるほど地元では人気があり、神楽ドームのある美土里町では、現在でも地区の氏神社ごとに神楽団が編成されており各社の例祭はこの神楽団を中心にして氏子たちが総出でおこなっています。

会場となる神楽ドームは東京ドームと同じ膜を張った屋根で覆われており、最大3千人(椅子席時)もの人々が快適に舞台を観賞することができます。残念ながら今年のグランプリ大会は終わってしまいましたが、このイベント以外にも毎週末各神楽団の定期公演を楽しむことができ、毎年3月には凱旋記念公演としてグランプリに輝いた演目の再演を行う特別公演が行われていますので、興味のある方は足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

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