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【熊本の城下町/熊本城♪】
更新日時:2011年3月 6日 18:35
【熊本の城下町/熊本城】

熊本を知るには一番の街である城下町として栄えた名残が多く残る場所です。日本三名城のひとつである〝熊本城〟 を中心にした細工町や唐人町、新町といった古い町並みと市電沿線に新しいビルが立ち並ぶ、新旧の時代が融合された地域です。この熊本城の周辺には多くの歴 史遺産が残ると同時に、美術館や博物館など多くの文化施設を持った一帯で、熊本市の観光を楽しめるスポットが多く集まるエリアです。
〝熊本城〟 は、加藤清正が慶長6(1601)年から7年の歳月をかけて築城した天下の名城です。構えは豪壮雄大で、実践を想定した巨大な要塞でした。私は高校時代の 修学旅行で訪れたのですが、この熊本城の堂々とした構えにとても感動したのを覚えています。この熊本城の特長の1つとも言える〝石垣〟は、地面付近は勾配 がゆるく、上に行くにしたがって勾配がきつくなるという独特なもので、自然の地形を利用した石垣は、敵に対する備えでもあり、美しい曲線から「清正流石 垣」や「武者返し」とも呼ばれています。石垣の下の方は30度程度とかなり緩やかですが、上の方はほぼ垂直に近い絶壁になっています。また石垣の積み方も 時代によって異なっていて、〝二様の石垣〟では、加藤清正時代の勾配の緩やかな石垣と、細川時代の勾配の急な石垣を一度に見ることが出来る箇所もあります ので、是非チェックしてみて下さいね♪現在の天守閣は昭和35年に市民の浄財を基に再建されたものです。天守閣南側の一段下の飯田丸五段櫓側に築城前から 巨木としてあった大クスノキは、幹周囲10m、樹高30mにもおよび樹齢推定800年とみられています。しっかり根を下ろし、想像した以上に太く上までそ の太さが変わらない立派な大クスノキにも注目です。
400年の歴史ドラマと出逢える〝熊本城〟で歴史を感じてみる旅はいかがでしょうか。下町情緒 漂う風景を楽しみながら、ゆったりした気分になれるかもしれません☆

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