【「すば」って何？？】
【「すば」って何？？】
沖縄で「すば」と言えば「そば」のこと。
沖縄料理のひとつで、沖縄そばと呼ばれています。
「すば」は小麦粉100%の麺で、かんすいが使われています。
中華麺に分類されていますが、見た目や食感はうどんのような感じです。
沖縄で麺料理が広まったのは明治後期以降のことで、内地から中国人コックがやってきて那覇に支那そば屋を開き、それが始まりといわれています。
県外にまで知られるようになったのは沖縄復帰後のことです。
初期の「すば」は豚からだしを取った醤油味のスープで具材もシンプルだったようですが、段々と進化し、豚の三枚肉やソーキ、てびち（豚足を煮込んだもの）、中身（豚の胃や腸を刻んだもの）、豆腐、野菜炒めなど、様々な具が乗っています。
本土の人間から見ると「沖縄そば」はみな同じように見えますが、地域によって特色があります。
宮古島の「宮古そば」は、本島のそばに比べて麺がやや細く縮れが少ないのが特徴。具は沖縄そばとほとんど同じですが、昔は贅沢を隠すために具下に入れ、その上に麺を乗せていました。
八重山諸島「石垣のそば」は、細くて丸く縮れがない麺で、やや甘みがあるスープを使用しています。細切りにした豚肉とカマボコを乗せるのが特徴です。
「大東そば」は麺が太く、縮れているのが特徴です。麺はコシが強く食べごたえがあり、あっさりとしたスープでいただきます。
色々なお店の沖縄そばを食べ比べてみてはいかがですか？
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