【小さな赤い実ですが、スゴイんです】
【小さな赤い実ですが、スゴイんです】
親指の先ほどの大きさで少しボコボコしたプチトマトのような赤い実。
その小さな実に中にはなんとレモンの30倍以上のビタミンCが含まれています。
さて、何のことでしょうか。
答えはアセロラです。
昨日もご紹介した沖縄県北部に位置する本部町。
本部町はもとぶ牛以外にも有名なものがあります。
それがアセロラ。
沖縄県にアセロラが入ってきたのは1958年と言われています。
琉球政府より依頼を受けたハワイ大学のヘンリー仲宗根氏が熱帯果樹を沖縄へ移植しました。そのときに、他の熱帯果樹とともに移植されたのがアセロラだったのです。しかし栽培が難しく、なかなか実をつけることが出来ませんでした。
しばらくの間、忘れられた存在だったアセロラ。ところがアメリカで1980年以降、アメリカでビタミンCが脚光を浴び、それを多量に含んだアセロラが再び栽培され始めました。
ところがなかなかうまくいかず、試行錯誤の上、やっと独自の栽培方法をあみだし、成功させたということです。
国内屈指のアセロラの生産地だということはあまり知られていないようですが、20数戸の農家で10トン前後の生産量を誇ります。
アセロラの収穫時期は5月~11月で、ほぼ毎日収穫します。
本部町では皮が薄く傷つきやすいため、一粒一粒手で収穫しています。大変手間がかかりますが、木の高さは1.5mほどに剪定している上、力作業にならない為、高齢者でも収穫しやすい農産業となります。
冒頭でもご説明したビタミンCですが、一度にたくさん摂取しても一定量だけしか吸収されず、排出されてしまいます。
毎日適量を摂取することが大切です。
長寿の島沖縄は健康にいい食べ物の宝庫なのです。
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