【沖縄本島最南端の岬】
【沖縄本島最南端の岬】
沖縄県糸満市の喜屋武（きゃん）には本島最南端の岬があります。東シナ海に面し、絶景のポイントですが、沖縄戦で島民たちがアメリカ兵に追われた際に逃げ場を失って身を投げた場所でもあり、沖縄戦跡国定公園に含まれます。岬の先端には平和の塔があります。
「きゃん」とは「突端」の意味で、「喜屋武」は当て字です。喜屋武岬が本島最南端とされていますが、実際には東側にある荒崎の方がやや南にあります。
喜屋武岬は風と波で岩が削られ、断崖絶壁になっています。岬の先には紺碧の海が広がり、景色を楽しむことが出来ますが、沖縄戦で米軍に追いつめられ、自決するために身を投げたという悲しい出来事がこの地でありました。
喜屋武岬へ行くには、糸満市の中心から331号をひめゆりの塔の方へ向かうと看板があります。
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