【仮装行列の正体は...】
【仮装行列の正体は...】
八重山の盆の行事で、元々士族階級層の行事だったものが明治以降農民層にも広がり、今も島の青年会によって受け継がれているのが『アンガマ』。
仮面と仮装した集団が呼ばれた家々を回り、歌舞を披露したり、フルザンマイ(笑わすしぐさ)をして座をわかせます。旧盆の夜に市街地を歩いていると、賑やかな音がどこからか聴こえてきます。先頭の先頭の2人は翁(ウシュマイ)と媼嫗(ンミー)のアンガマの仮面をつけ、その後ろにクバ花笠に覆面をした20人前後の一行が続きます。翁と媼嫗は、あの世の先祖たちの様子を伝えるためにやってきた精霊で、観衆からのあの世と浮世に関する質問に裏声を使ってコミカルに答えます。家から家へは、太鼓を打ち鳴らし、笛を吹き、念仏を唱えながら歌い、踊り、アンガマは「ホーイホーイ」と奇声を張り上げます。
目的は先祖の供養なのですが、堅苦しくなく、南の島らしくオープンでユニークです。庭先には誰でも入り、見学することが出来ます。全て方言なのですが、言葉が分からなくてもきっと楽しめると思います。
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