【芭蕉布を生産する唯一の集落】
【芭蕉布を生産する唯一の集落】
大宜味村の北部に位置する集落『喜如嘉(きじょか)』は「芭蕉布の里」として知られています。集落は国道から謝名城に至る南側の山沿いに位置し、その前面にはサトウキビや野菜などの耕地が広がります。かつては美田地帯として知られていました。近年では春になるとアイリスの花を目当てにした人々で賑わいます。
芭蕉布は沖縄特産の糸・芭蕉の繊維を織った布で、昔から各家庭で盛んに織られていました。しかし、戦後の生活様式の変化により使用量が減り、現在では大宜味村の喜如嘉でしか生産されていません。
喜如嘉集落の南側の海岸には板干瀬(いたびし)があります。
砂浜に沿って1kmにわたり、6~30cmの厚さの板状の岩が何枚も重なりあっていて、板を敷いたように見えます。この岩はビーチロックとも呼ばれ、炭酸カルシウムのセメント作用によって、砂やレキ、岩石などが固まって出来たものです。熱帯から亜熱帯のサンゴ礁海岸特有の岩です。県の天然記念物に指定されています。
沖縄自動車道許田ICから車で約80分です。
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