【チャンプルーな街】
【チャンプルーな街】
沖縄はかつてアメリカ軍に「キーストン・オブ・パシフィック(太平洋の要石)」と呼ばれていました。沖縄本島から東京までの距離を半径とする円内に、上海、香港、台湾、ソウルなどのアジアの主要都市が含まれるからです。
沖縄市は沖縄本島の中部東海岸側に位置し、那覇市に次いで沖縄の第二の都市として中部地域の経済や行政の中心地となっています。
その昔には「越来村」と称していましたが、第二次世界大戦後の1945年に米軍の指令により「胡差市(コザ)」となりました。「コザ」の名称については、米軍が胡屋(GOYA)をKOZAと誤認したものといわれています。その後胡差市は米軍相手の商業を中心に発展し、1956年に「コザ市」となりました。
コザ市は米軍の駐留によって生まれた街で、沖縄県内の市町村の中では最も米軍と深いかかわりをもっていました。27年間の米軍統治を経て1972年に沖縄は日本に復帰。2年後の1974年、コザ市は美里村と合併して「沖縄市」となりましたが、今でも「コザ」の名前は沖縄の人々の心の中に、そして生活の中にも生き続けているのです。
平日のコザの街は割りと閑散としています。ところが週末の夜にやるとあちこちのライブハウスはたくさんの人で賑わい、アメリカンロックやJプップ、ヒップホップに島唄など様々な音楽がガンガン鳴り響き、朝まで眠らない賑やかな街になります。英語と日本語の看板が立ち並び、激しいロックと緩やかな三線の音が流れる...アメリカとアジアが混在(チャンプルー)する街は独得の雰囲気で訪れる人を魅了してやみません。
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沖縄観光と言えばここ!Area Select
那覇・南部エリア
首里城や沖縄文化が色濃く残りつつ、国際通りやアウトレットなどショッピングも楽しいエリア。
北部エリア
フォトジェニックな古宇利大橋をはじめ、美ら海水族館や人気定番観光スポットがギュっと凝縮したエリア。
中部エリア
沖縄独特の文化とアメリカの文化が融合して生まれた“チャンプルー文化”が発展。
西海岸エリア
大型リゾートが集まり、安心して過ごせるプライベートビーチやアクティビティ、カフェやレストランが充実。
やんばるエリア
手付かずの山々、森林が多く残され、天然記念物級の動植物が集中するやんばるの森。
離島エリア
宮古島や石垣島など個性的で魅力あふれる沖縄の島々。ゆるやかな時間が流れる究極の沖縄のリゾート。