【沖縄料理の中でも最高の薬になる食べ物】
【沖縄料理の中でも最高の薬になる食べ物】
イラブーの正式名称は『エラブウミヘビ』と言います。
コブラ科の毒を持つ海蛇ですが、人に危害を与えることはほとんどありません。体長は1.5m程度で海藻を食べて育ちます。久高島、宮古島、石垣島が産地ですが、中でも久高島のイラブーは有名です。
琉球王府よりイラブーの漁業権を神事を司る女性(ノロ)の家系に独占的に与えられました。産卵の為に上陸したものを漁獲し、硬く乾燥した燻製にして保存します。獲れたイラブーは全て王府が買い上げていました。それほど高級食材だったということです。
保存されたイラブーは手間と時間をかけて戻し、昆布と一緒に煮込んでダシをとります。テビチ(豚肉)、島豆腐を入れていただくのがイラブー汁。味は淡白ですが、それぞれの素材から出るダシが溶け合って、沖縄料理の中でも最高の薬になる食べ物とされています。かつては宮廷の高級料理だったので一般庶民はめったに口に出来るものではありませんでしたが、薬用効果があるとされ、産後や病後などの滋養料理として沖縄で人気があります。ただ、非常に手間と時間がかかる為、食堂などでもなかなかお目にかかることは出来ません。
泡盛に一匹丸ごとつけた『イラブー酒』は特産品として土産物店等で販売されています。
【沖縄レインボーホテル】利用の羽田発のツアー一覧はコチラ
沖縄おすすめツアーRecommended tour
沖縄観光と言えばここ!Area Select
那覇・南部エリア
首里城や沖縄文化が色濃く残りつつ、国際通りやアウトレットなどショッピングも楽しいエリア。
北部エリア
フォトジェニックな古宇利大橋をはじめ、美ら海水族館や人気定番観光スポットがギュっと凝縮したエリア。
中部エリア
沖縄独特の文化とアメリカの文化が融合して生まれた“チャンプルー文化”が発展。
西海岸エリア
大型リゾートが集まり、安心して過ごせるプライベートビーチやアクティビティ、カフェやレストランが充実。
やんばるエリア
手付かずの山々、森林が多く残され、天然記念物級の動植物が集中するやんばるの森。
離島エリア
宮古島や石垣島など個性的で魅力あふれる沖縄の島々。ゆるやかな時間が流れる究極の沖縄のリゾート。