【沖縄の風土を利用した芸術品】
【沖縄の風土を利用した芸術品】
四方を海に囲まれた沖縄では、海外交易が昔から盛んに行われていました。
琉球の漆器は、14世紀~15世紀の頃から始まり、その芸術性が高く評価され、献上品や貿易品として最も喜ばれた品物の一つです。
中でも立体的な浮彫表現の「堆錦(ついきん)」技法は、中国の堆朱の技法からヒントを得て、沖縄独特の加飾法とし考案されたもので、他では見られない深い味わいを持っています。この堆錦だけではなく、その他にも様々な独自の加飾法も生み出され、螺鈿(らでん)、沈金(ちんきん)、蒔絵(まきえ)など琉球漆器の伝統は朱塗りと黒塗りのコントラストの美しさ、斬新さとあいまって、その華麗さは多くの人に今日も親しまれています。
ギラギラと照りつける太陽と強烈な紫外線、黒潮の北限で高温多湿の気候である沖縄は、琉球漆器の生産に不可欠な条件が整っていると言えます。漆を乾燥させる際、微妙な温度と湿度によって仕上がりに差が出てきます。沖縄の気候によって鮮明な朱色や漆の透明さが際立ちます。
また、黒潮の海域のみに生息する夜光貝や、豚の血と桐油、地底から採れる「クチャ」という土とを混ぜ合わせて作った下地が使われていること、デイゴ・シマタキの適材をしようしていることも琉球漆器の特徴です。
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