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【島豆腐 VS ゆし豆腐】
更新日時:2009年11月19日 10:05
【島豆腐 VS ゆし豆腐】
 
沖縄では本土の消費量の約2倍だといわれているお豆腐。
豆腐料理のバリエーションも豊富で、長寿の源とも言えそうです。
 
定番は島豆腐。いわゆる木綿豆腐なのですが、島豆腐は弾力があってずっしりと重く、炒め物をしても崩れません。そして大豆の風味が豊かで、本土の木綿豆腐の約1.3倍もの良質の大豆タンパク質が含まれています。島豆腐は豪快に手で崩して炒めます。その方が味が良くしみておいしくなります。
 
煮たてた生豆乳に苦汁を加え、固まりかけた状態のものが「ゆし豆腐」です。このゆし豆腐を木枠に注ぎ、重石を重ねて水気を十分に切り、押し固めたのが「島豆腐」となります。
 
ゆし豆腐はおぼろ状のふわふわしたもので、出来立てはそのままでもおいしくいただけます。本土でいうおぼろ豆腐のようなものです。温めてそのまま食べたり、醤油やだし汁をかけてもOKです。ふわふわした食感が何とも言えません。
 
元々豆腐は中国から伝わりました。沖縄の島豆腐も中国と同じ「生絞り製法」で作られています。炒めたり揚げたりする沖縄の食文化に応じて独自の固さに変化していったようです。
 
硬めの「島豆腐」と柔らかな「ゆし豆腐」、あなたはどちらがお好みですか?沖縄旅行の際には是非食べ比べてみて下さい。
 
 
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