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【象の鼻のような奇岩／万座毛（まんざもう）】　

恩納村は、沖縄本当の中央部み位置する村で、日本屈指のリゾート地として知られています。東シナ海の海岸に沿って走る国道５８号線沿いには多くの大型リゾートホテルが建ち並んでいます。そんな恩納村にある人気の観光スポットのひとつに〝万座毛（まんざもう）〟があります。東シナ海に突き出す万座毛は、高さ２０mの琉球石灰岩の断崖と、その上に広がる芝生の公園。遊歩道を進んで行くと、万座毛のシンボルである象の鼻を連想させるような隆起したサンゴが現れます。１７２６年に立ち寄った人物・琉球王尚敬（しょうけい）が、「万人が座にする足る毛（毛とは野原という意味）」＝「万人も座れるように綺麗な草」と賞賛しました。この言葉は、「万座毛」という地名の由来にもなっています。隆起したサンゴの断崖から臨む東シナ海は、海中のロケーションと供に海に色合いを変化させ、とても綺麗で雄大な景色が目の前に広がり、そこから見る水平線はとても美しいです。隆起サンゴの台地の上には、天然の芝が広がり、その周りの植物群は、県の天然記念物に指定されています。是非、恩納村まで行かれた際には、【万座毛】まで足をお運び下さい。そして、あまりの美しさに気をとられすぎないように、お足元には充分、お気をつけ下さい。

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