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【ゆし豆腐／沖縄】

本日は、お味噌汁などには欠かせない〝お豆腐〟。沖縄で食べられている豆腐は「島豆腐」と呼ばれています。本土で食される豆腐に比べ、しっかりとした硬さがあるのが島豆腐の特徴です。そして私たちの知っているお豆腐よりも大きく、一丁の大きさが普通の豆腐よりも大きいのです。本土の絹ごし豆腐のサイズがだいたい縦１０ｃｍ、横７ｃｍ、高さ３．５cm程に対し、島豆腐のサイズは縦１４ｃｍ、横１２cm、高さ６ｃｍほどもあります。沖縄の豆腐にはこの他にも「ゆし豆腐」、「ジーマーミー豆腐」、「豆腐よう」など一風変わった豆腐もあります。
「ゆし豆腐」とは、島豆腐を固める手前の状態のものを指します。「ゆし豆腐」に重石を乗せ水分を抜くと島豆腐になるのです。「ゆし豆腐」は、フワフワとして、おぼろ状でほんのり塩味がついていて、大豆の風味をたっぷりと味わうことが出来ます。沖縄では、冷奴のように食べるのではなく、お味噌汁やカツオだしのお汁の具として頂きます。沖縄そばの上にゆし豆腐がのっている「ゆし豆腐そば」は、沖縄でも人気のメニューのひとつです。
食べると言うよりも〝飲む〟という感覚に近いフワフワのゆし豆腐。沖縄へ行かれた際には、是非お試し下さい♪大豆の風味がひと際美味しいですよ☆さまざまな島豆腐を食べ比べしてみるのも楽しいですね。

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