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【お茶から泡が...?!】
沖縄のお茶と言えば...沖縄のコンビニエンスストアーでも良く見かける【さんぴん茶】を想像される方が多いでしょう。 さんぴん茶も沢山見かけるのですが、今日はちょっと変わったお茶をご紹介致します。 どの様に変わっているかと申しますと、お茶が泡でぶくぶくしているのです☆見た目もとっても珍しい【ぶくぶく茶】。 沖縄に昔から伝わる豊かな泡を飲むお茶文化、名前の通りぶくぶくと泡を点て(たて)、ソフトクリームのように真っ白いその豊かなフワフワな泡を飲む全国的にも珍しい沖縄の茶道です。 始まりは、1719年13代目、尚敬王が中国からの使節をお迎えする時に振舞ったとされています。最初は那覇のお金持ちな方達の間で流行し、次第に一般庶民にも広まったようです。明治から昭和初期にかけて、沖縄の女性達の間で流行し、家族や友人の誕生日、内祝いなどハレの日に好んで飲まれたようでした。しかし戦争を機に、次第にこのお茶の習慣もなくなってしまったようでした。 しかし、最近ではこのぶくぶくの泡が珍しい、「古くて新しい沖縄フード」として復活し、国際通りでもぶくぶく茶が飲める喫茶店が何軒かございます♪♪ ぶくぶく茶の材料は、玄米&白米煎り、それを煮詰めた特製のお湯(ぶくぶく茶の原液/煎り米湯)・刻んだ落花生・番茶とサンピン茶(煎り米湯とブレンドする)・赤飯だそうです。 ぶくぶくに泡点てる時は、お抹茶をお点前する時に使用するようなお茶筅で、泡点てるようです☆ なんだかこの泡点る瞬間がとても楽しそうです。 気になるお味はと言うと、やっぱり泡☆ 落花生の香ばしさと、ぶくぶくな泡が合うようです♪♪ 沖縄へ行かれた際には、見た目も楽しいぶくぶくな泡の【ぶくぶく茶】、是非お試しくださいませ。