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【だしの深さを感じる/「日本橋だし場(DASHI BAR)」】
更新日時:2010年12月15日 12:48
【だしの深さを感じる/「日本橋だし場(DASHI BAR)」】

先日、東京・日本橋に新名所が誕生しました。「CORED室町」(コレド室町)です。「日本を賑わす日本橋」をコンセプト に、江戸時代の賑わいを再現する商業ゾーンには、日本橋の歴史が宿る老舗店舗から、人気店の新業態など新しさを取り入れた店舗までが揃います。そのコレド 室町に汁物専門『日本橋だし場(DASHI BAR)』が誕生し、メーカーで有名な「にんべ
ん」が出店しています。コレド室町へ一歩足を踏み入れると、美味しそうなかつお節の香りにつられます。
1699年創業の同社は、初代・高 津伊兵衛が日本橋でかつお節や乾物の商いを始めたのが起こり、以来310年以上にわたり同地に本店を構え、日本の味を伝えてきました。「日本橋だし場 (DASHI BAR)」では、店内に配置さ
れた「日本橋けずり場」でプロのけずり師が削ったばかりの〝本枯かつお節〟をダシに使った汁物を味わうことが出来ます。本枯かつお節とは、花かつ おなどで使われる「荒節」にカビを付けて発酵させたものです。高タンパク低脂肪である上に、うま味成分が多く、料理で使うと素材の味が引き立ち、減塩して もおいしく仕上がります。「日本橋だし場」では毎月、月替わりで具だくさんの汁物メニューが提供されます。店内には着座スーペースはありませんが、立食が 可能です。もちろん、テイクアウトもOK。
料理の味を決める「だし」を気軽に楽しむことが出来ます。
外国の〝ダシ〟であるブイヨンなど は、野菜や骨をじっくり煮込んで味が出ていますが、かつおダシは、かつお節をさっとお湯にくぐらせるだけです。かつお節のだしは、昆布と並んで日本料理の 原点と言えます。料理人の世界では、個々の秘策として、公にされてこなかった歴史もあり、京・大阪の一流料亭ではかつお節は必ず店の主人が削るものとして 板前には削らせなかった時代もあったようです。
かつお節の新たな魅力が発見できるかもしれませんね♪まだ、削りたてのかつお節の味や「かつおぶし めし」を味わったことのない方も、多くの方に味わって頂きたいです。化学調味料ではないかつお節の味を是非味わってみてはいかがでしょうか☆