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【博多名物鍋「水炊き」♪】
更新日時:2010年12月13日 11:43
【博多名物鍋「水炊き」】

本格的に寒さが厳しくなってきましたが、皆さまお元気でいらっしゃいますか。北風が吹き始め、寒くなってくる と、食べたくなるのが鍋料理です。寒い日はお鍋が1番♪家族や仲間で温かいお鍋をつつくのはとても楽しいですよね。福岡・博多で鍋と言うと、「もつ鍋」を 思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、本日はもう1つの博多名物鍋の「水炊き」をご紹介させて頂きたいと思います。
博多文化の特徴は、よそ から来たものをうまくアレンジして、あたかも自分のところの特産みたいにしてしまうことです。この博多名物料理の「水炊き」、典型的な日本料理だと思われ ていますが、実は中国料理と西洋料理がヒントになっているようです。水炊きの老舗『水月(すいげつ)』の創始者の林田平三郎さんが考案した食べ物と言われ ています。長崎に誕生した林田平三郎は15歳で香港に渡り、英国人の家庭に住み込み、洋食の勉強をしたようです。帰国後に、習得した西洋料理のコンソメと 中国料理の鶏の水煮をあっさりしたスープ仕立てにして、季節の野菜やうどん、餅、最後は雑炊にまで広げて日本の味にしてしまったのです。これを 1905(明治38年)、福岡に持ち込んで「水月」の看板を上げたのが始まりだと言われています。そして、別名「博多煮」とも呼ばれて博多から全国に広 まっていきました。この福岡・博多における水炊きの食べ方は、まず鶏の旨煮が凝縮したスープだけを器に入れ、福岡特産の細いネギ・コウトウネギを薬味とし て味わいます。それから鶏を食べ、白菜またはキャベツ、豆腐や春菊、キノコ類をお鍋に入れて柚子やスダチ、ダイダイなど柑橘類の汁を絞り、醤油、柚子こ しょうなどを加えていただきます。とても美味しい「水炊き」、博多では冬だけではなく、1年を通して食卓にのぼる鍋料理です。
福岡へ訪れた際に は、是非味わいたい本場の「水炊き」。本場の福岡・博多で「水炊き」を味わいながら温まるのも良いですね♪

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