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【初夏を彩る博多の風物詩/船乗り込み】
更新日時:2010年5月22日 14:45
【初夏を彩る博多の風物詩/船乗り込み】

歌舞伎興行の際、役者が〝ご当地到着〟を船に乗ってお披露目する歌舞伎独特の伝統行事に『船乗り込み』があります。博多では、「六月博多座大歌舞伎」の役者衆が、地元の名士と数隻の船に乗り込み、中州の清流公園(キャナルシティ博多の場合も)を出発します。途中、ぜんざい広場で、船上で口上が述べられた後、博多リバレインまで約800mを下ります。のぼりがはためく沿道では多くの見物客が集まり、花吹雪が舞うなど、とても華やかで風流です。例年5月末ころに開催され、初夏を彩る博多の風物詩になっています。しかし昨年は風雨で中止になったりと、今年は2年ぶりの開催です。今年は、5月30日(日)に開催されます。午後1時にキャナルシティ博多で乗船式を行った後、清流公園から出発します。船乗り込みは、江戸時代に始まった歌舞伎の伝統行事。博多座開業を記念して1999年にスタートし、現在は大阪市と福岡市だけで行われています。今年は、初めて抽選で選ばれた市民20名も乗船するようですので、盛り上がること間違いなしです。
とても華やかな風流漂う〝船乗り込み〟、是非この時期福岡行かれる方は、見学されてみてはいかがでしょうか☆

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