【一石二鳥のスグレモノ】
【一石二鳥のスグレモノ】
沖縄の瓦というと一般的には赤瓦が知られていますが、昔は灰色系の瓦が主流でした。
赤瓦が使われ始めたのは18世紀頃からで、この頃から寺社などの建物の建設が盛んとなり、瓦の需要が高まったものの経済的な理由もあって赤瓦が使われるようになりました。赤瓦は半円筒型の一端に玉縁という部分がついている男瓦と、平板を少し反らせた形の女瓦とがあり、これと組み合わせて一組となります。玉縁とは接続部分のことで、女瓦を並べた継ぎ目の上に男瓦をかぶせるように葺きます。瓦の接続部分が白いのは漆喰を塗っている為で、これは台風などに備えた為です。
現在沖縄で使われている屋根瓦はほとんどが酸化焼成による赤色をしています。断熱性に非常に効果が高く、沖縄の強烈な陽射しに対して大変有効です。
昔は首里城正殿をはじめ社寺仏閣、住居など多くの建物の屋根に使われていましたが、現在ではコンクリート造りに変わり、瓦葺の建物は少なくなって来ていますが、近年は伝統的価値が見直されてきています。
沖縄県産の赤瓦で作られたコースターは平成16年度の沖縄商工会特産品フェアで優秀賞受賞を受賞。元々赤瓦は吸水性が高く、コースターの四隅にゴム素材を付けることによってコースターとテーブルの間に空洞が作られるので、水滴が早く蒸発するというものです。素焼きの素朴な感触と温かみのある赤瓦の色に気持ちも和みそうです。
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