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【沖縄の健康食材/くるざーたー(黒砂糖)】:沖縄旅行情報
更新日時:2009年12月21日 10:17
【沖縄の健康食材/くるざーたー(黒砂糖)】

沖縄の黒くて甘いお砂糖と言えば、「黒糖」です。黒糖は中国から製造法が伝わり、沖縄では昔 から身近な食材として人々に親しまれてきました。さとうきびの搾り汁を精製せずにそのまま煮詰めたもので、ビタミン、ミネラルを豊富に含んでいる、長寿の 郷の技と知恵が生んだ健康パワーなのです。黒糖には、エネルギー源としての蔗糖をはじめカルシウム、カリウム、鉄分などにミネラルやビタミン類が多く含ま れています。これらの成分は、虫歯の予防や、ストレスへの抵抗性、コレステロールや中性脂肪の低下、寿命の延長などに効果があることが最近の研究であきら かにされています。凄いパワーを秘めた黒糖には、私たちの健康を増進する生活活性物質が含まれ、予防医学の面からも大変貴重なアルカリ性健康食品となって います。白砂糖と比べてショ糖含量が低く、カロリーも少し低めです。黒砂糖も白砂糖もどちらもさとうきびを原料とした砂糖ですが、白砂糖は精製するときに ミネラルやビタミンが失われてしまいます。最近では、黒糖の黒い部分に含まれるフェニルグルコシドや、さとうきびの表皮にあるワックス成分のオクタコサ ノール、ラフィノースという成分が注目されています。また黒糖はブドウ糖と黒糖の2種類という単純構造のため、食べると数分で呼吸・消化されるので、疲労 回復に最適です。肉体疲労や、脳の活性化にもとても良いのです。そして、黒糖は白糖に比べ、インシュリンを急激に増加させないため、血糖値の急上昇を防 ぎ、空腹感を抑える働きもあるようです。また、黒糖の黒い部分に含まれるフェニルグルコシドには糖の吸収を抑制する働きがあると言われているので、ダイ エット中の方にも嬉しいです。沖縄では、お茶うけとしても食べられますが、今日からお料理に黒糖を使用してみてはいかがでしょうか。お料理に使うなら粉タ イプのものが使いやすいですが、かたまりも削って使うことができます。煮物を作るときに、いつものお砂糖の代わりに黒糖を使ってみると、コクがでます。特 に豚肉との相性が良いようです。醤油や酢とも相性が良いので、ドレッシングや酢の物に使っても良いですね。アイデアで、上手に黒糖を取り入れて美容と健康 に役立ててくださいね。