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【沖縄の独特な料理/沖縄の食のルーツ】
更新日時:2009年12月 7日 13:10
【沖縄の独特な料理/沖縄の食のルーツ】

沖縄の代表的な料理と言えば、ゴーヤーチャンプルーや沖縄そば、ラフテーなど沖縄独特の物を思い浮かべます。そんな独特の食文化はどこの影響を受けたものなのでしょうか。
琉球王朝時代に、中国や東南アジア、朝鮮、日本との交易などによって、食文化にもそれぞれの影響がもたらされていたようです。得に中国の影響を強く受けたようで、王府は中国に料理人を派遣し、使者をもてなすための料理を学ばせ宮廷料理を発展させました。中でも、豚の頭から足の先、内臓まで、豚の鳴き声と爪以外のすべてを利用すると言われるさまざまな豚料理は、中国の影響を受けた沖縄料理の代表とも言えるでしょう。沖縄の市場で、豚の顔が売られているのを見た時は、私も驚いてしまいました。また、ちんすこうやサーターアンダギー、サンピン茶などの嗜好品も中国から伝わったものなのです。
このほか、ゴーヤーや青パパイヤ、サツマイモなども諸外国から伝わりました。沖縄では現在でも昆布の消費量が多いのですが、県内では昆布を採ることはできません。北海道で採れた昆布が薩摩を経由して琉球王国に入り、沖縄料理に深く浸透したのです。
戦前から戦後にかけて、一般の家庭料理は、季節の島野菜の旬の小魚、海藻、芋などを組み合わせた質素なものでした。そこで、元気になる食べものをクスイムン(薬物)、あるいはヌチグスイ(命薬)といい大切にしました。
現在でも、清明祭(シーミー)、お彼岸など年中行事の際には、豚肉や揚げ物、かまぼこといったご馳走を重箱に詰めて食べる風習があります。この風習には、自然や祖先に感謝し、家族や親戚の絆を深めるといった意味のほか、ひと昔前までは普段の食事の栄養を補うといった役割があったようですな。
沖縄は「長寿の島・長寿の県」と呼ばれ、その一因に沖縄の食材や料理法による健康的な食生活があるといわれてきました。その裏には、中国や、東南アジアなどの諸外国からの影響がもたらされていたようです。

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