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【ガンジス河でバタフライ/中・四国ブログ】
【ガンジス河でバタフライ】
「ガンジス河でバタフライ」というドラマのタイトルを始めて聞いたとき正直ぶったまげましたね。 あのガンジス河をバタフライで泳ぐ、犬掻きでもなく平泳ぎでもなく、よりによって一番水を飲み込む恐れのあるバタフライを、それも当時人気上昇中の清純派女優長澤まさみが、体当たりで挑戦するなんて、いったい何を考えているのかメ~テレとびっくりいたしました。
かく言う私も昔、インド人の聖なる川ガンジス河で泳ごうと血気にはやりインドのヴァラナシにやってきたが、ガート近くのゲストハウスに宿をとり眼下を流れる黄土色に濁ったガンジス河を眺めていると、本当にいろんなごみが流れており、かなり泳ぐ気をそがれてしまいました。
一晩明け気を取り直し、インド人風なスタイルに身を整え(腰にサロンを巻きつけ、上半身はTシャツ、足はゴム草履)、いざガンジス河へ。
河の浅瀬で洗濯や食器洗いをしている女性や、対岸から上る太陽を眺めながら歯を磨いたりシャンプーで頭を洗っている人々であふれていました。
いざ河に入って泳ごうと、ゆっくりと河の中に入ろうと、流れが澱んだところに足を進めるとそこは油のようなものが浮いていおり、その様を見た瞬間泳ぐ気が跡形もなく失せてしまいました。
その日は、上る太陽に向かいお祈りをし沐浴をすませたのち、宿へ戻り、もう二度とガンジス川で泳ごうという気がおきることはありませんでした。
前置きが長くなりましたが、そんなガンジス川でバタフライをしたプロ根性を持った女優長澤まさみ主演映画「曲がれ!スプーン」が先週末公開されました。
映画のロケ地となっているのが香川県の善通寺市です。
メインの舞台は「カフェ・ド・念力」。
このレトロな外観の建物は実在する「喫茶店思いつき」を改装して撮影したそうです(外観シーンのみ)。今はもう営業していないが2階ののステンドグラスなどはまだ現存しており、映画を見た後にはぜひ訪れてほしい場所です。
「カフェ・ド・念力」へと続く道の両側には旧陸軍時代の洋風赤レンガ倉庫群が立ち並んでおり、喫茶「カリキュダム」や大正末期に建てられた「水尾写真館」、昭和初期に建てられた伝統的な和風建築とモダンな洋風建築とが一緒になった和洋折衷型住宅「磯野邸」など、レトロな建物が点在しており、善通寺を訪れた人々をタイムスリップしたかのような気持ちにしてくれます。
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