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「羊は国家的レベルで米国から日本に輸入され、育成され、そして見捨てられた。それが羊だ。」というのは村上春樹さんの小説の一節ですが、偶蹄目に属する羊は、大正以降、日本帝国陸軍が、保温に優れる純毛の軍服を輸入品に頼ることなく国産で作る必要に迫られた為、国策としてアメリカから大量輸入されるようになり、国を挙げて、増産が図られました。 羊毛を取り尽くした後の有効的2次利用の為、なんとか食用にしようと、蒙古軍は羊肉を兵士のカブトで焼き野戦食にしていたというもっともらしい出自まで考えてつくり出された日本のオリジナル料理、成吉思汗(ジンギスカンと読みます)は成り行きとして、綿羊飼育が盛んだった北海道に広がりをみせます。 |
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硬くて、臭い老羊肉を、「なんまら旨いべさ」と北の大地の民に言わせしめた魔法の漬けダレの出現によりジンギスカンは戦後の食料難の時代を通じ道民食として急速に普及し、「当園内でのジンギスカンはおやめください」と動物園入口に断り書きをしなければ、園内のあちらこちらでジンギスカン・パーティが始まってしまうまでの人気となりました。 |
その1:たんぱく質たんぱく質の含有量は牛乳並み!また人体に必要な必須アミノ酸8種が理想的な比率で摂取することができます。 その2:コレステロール生活習慣病の原因のひとつとされるコレステロールですが、羊肉は魚肉並の低コレステロール食品です。また、コレステロールを減らす働きを持つ不飽和脂肪酸が豊富に含まれているので、コレステロール低下にも効果があります。 その3:ビタミン疲労回復に効果のあるビタミンB1、老化防止や美容に効果のあるビタミンB2、骨格形成に必要なビタミンDが豊富に含まれています。若く逞しく美しく! その4:カロリー脂のきつい食品と思われがちですが、実は羊肉の脂は融点が高いので、体内に吸収されにくいという特徴があります。また赤肉は低カロリー(100gあたり143キロカロリー)なので、おいしく体型維持するにはもってこい。 その5:鉄分羊肉には人体に吸収されやすい形で鉄分が含まれており、貧血予防には効果抜群。また、近年注目されている亜鉛も含まれており、健康維持に適した食品と言えます。 |
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