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【自分の足で幕末の息吹を感じる旅!萩往還】
更新日時:2009年2月 9日 18:20
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【自分の足で幕末の息吹を感じる旅!萩往還】
 
 
現在の山口県は、江戸時代には長州藩と呼ばれ幕末から明治維新にかけ、新しい国づくりに情熱をかけた多くの志士を輩出いたしました。関が原合戦後大減封により長門・周防の2カ国に封じられた毛利氏の居城として栄えた萩や、山口など県内には、幕末維新に関わる名所旧跡が数多く残されております。
 
  長州藩の城下町萩から山口を経て、周防の国府が置かれた防府とを結ぶ全長約53キロメートルの街道は萩往還とよばれ、毛利氏が参勤交代をする道として江戸時代に整備されました。現在ではルートの大部分が国道262号として整備されており、萩市明木地区・佐々並地区には当時の遺稿が一部残されており、1996年には文化庁が選定する「歴史の道百選」に選ばれています。
 
 昨今健康ブームの中で、街道歩きの旅が脚光を浴びております。萩、山口といった歴史ある観光地を点でつなぐのではなく、自分の足で観光地を線でつなぎ、道中先人たちの息吹を感じる旅もまた新しい感動を与えてくることでしょう。
 
 また、毎年5月3日にはこの萩往還を24時間の制限内で往復する「萩往還マラニック」140キロの部が行われます。毎年多くのランナーがこの大会に参加し幕末の志士のごとくこの街道を走り抜けております。
 ぜひ、足に自身のある方、新しい旅をお楽しみあれ!
 
 *萩往還に触発され、先日神奈川県松田市から静岡県との県境、足柄峠まで走ってきました。
 風が強く寒い日でしたが、快晴で峠から眺める富士山はサイコーでした。あと、峠の茶屋のおだんごもサイコーでした。多くの人がランニングシューズを履き飛行機で日本全国旅を楽しむ時代がもうそこまで来ているかも・・・
(写真は、その時のものです)